神奈川県の住民１人あたりの生活保護費番付

　神奈川県内の市区町村、計26地域を対象とする住民１人あたりの生活保護費についての地域ランキングです。

　都道府県や市区町村が支出する生活保護費を管轄地域の人口で割り、住民１人あたりの生活保護費の金額を計算しています。

　町村の生活保護は基本的に都道府県が管轄しているため、都道府県の「生活保護費」は属する町村全域に対する総支出額、「管轄地域人口」は町村の人口の合計となっています。したがって、都道府県の生活保護費には市の支出額は含まれません。また、管轄地域人口は「生活保護費の受給者数」ではありませんのでご注意ください。

　生活保護費の受給者数の急増は、大阪市など上位にランクインしている地域だけの問題ではなく日本国全体の問題です。なぜなら、地方自治体の生活保護費の財源は、大部分（およそ４分の３）が地方自治体に対して交付される国庫負担金となっているからです。つまり、日本国民全体で、全国の生活保護費受給者を養っているのです。

　最上位（1位）は、川崎市の44.8千円です。 2位は、神奈川県の39.2千円です。 3位は、横浜市の36.8千円です。

　最下位（26位）は、愛川町の0.0千円です。

神奈川県の住民１人あたりの生活保護費ランキング
順位	自治体名	住民１人あたりの生活保護費		生活保護費	管轄地域人口
		A÷B		2014年度(A)	2010年(B)
1	川崎市	44.8千円		63,860,727千円	1,425,512人
2	神奈川県	39.2千円		11,965,102千円	305,244人
3	横浜市	36.8千円		135,713,340千円	3,688,773人
4	座間市	33.9千円		4,387,702千円	129,436人
5	相模原市	32.9千円		23,583,045千円	717,544人
6	大和市	32.2千円		7,344,167千円	228,186人
7	小田原市	27.7千円		5,500,458千円	198,327人
8	三浦市	26.9千円		1,302,530千円	48,352人
9	平塚市	24.8千円		6,467,924千円	260,780人
10	藤沢市	24.4千円		9,984,749千円	409,657人
11	横須賀市	23.6千円		9,856,196千円	418,325人
12	厚木市	22.8千円		5,110,736千円	224,420人
13	綾瀬市	21.5千円		1,791,617千円	83,167人
14	伊勢原市	20.4千円		2,063,233千円	101,039人
15	秦野市	20.3千円		3,461,385千円	170,145人
16	海老名市	18.1千円		2,309,566千円	127,707人
17	南足柄市	18.0千円		790,460千円	44,020人
18	茅ヶ崎市	16.7千円		3,915,329千円	235,081人
19	逗子市	13.0千円		758,151千円	58,302人
20	鎌倉市	12.1千円		2,113,481千円	174,314人
21	寒川町	0.0千円		134千円	47,672人
22	湯河原町	0.0千円		67千円	26,848人
23	箱根町	0.0千円		24千円	13,853人
24	二宮町	0.0千円		25千円	29,522人
25	大磯町	0.0千円		25千円	33,032人
26	愛川町	0.0千円		23千円	42,089人