福岡県の住民１人あたりの生活保護費番付

　福岡県内の市区町村、計29地域を対象とする住民１人あたりの生活保護費についての地域ランキングです。

　都道府県や市区町村が支出する生活保護費を管轄地域の人口で割り、住民１人あたりの生活保護費の金額を計算しています。

　町村の生活保護は基本的に都道府県が管轄しているため、都道府県の「生活保護費」は属する町村全域に対する総支出額、「管轄地域人口」は町村の人口の合計となっています。したがって、都道府県の生活保護費には市の支出額は含まれません。また、管轄地域人口は「生活保護費の受給者数」ではありませんのでご注意ください。

　生活保護費の受給者数の急増は、大阪市など上位にランクインしている地域だけの問題ではなく日本国全体の問題です。なぜなら、地方自治体の生活保護費の財源は、大部分（およそ４分の３）が地方自治体に対して交付される国庫負担金となっているからです。つまり、日本国民全体で、全国の生活保護費受給者を養っているのです。

　最上位（1位）は、田川市の110.4千円です。 2位は、嘉麻市の106.5千円です。 3位は、飯塚市の84.0千円です。

　最下位（29位）は、小郡市の9.7千円です。

福岡県の住民１人あたりの生活保護費ランキング
順位	自治体名	住民１人あたりの生活保護費		生活保護費	管轄地域人口
		A÷B		2014年度(A)	2010年(B)
1	田川市	110.4千円		5,586,581千円	50,605人
2	嘉麻市	106.5千円		4,535,322千円	42,589人
3	飯塚市	84.0千円		11,043,892千円	131,492人
4	宮若市	68.7千円		2,066,538千円	30,081人
5	大牟田市	66.9千円		8,275,160千円	123,638人
6	中間市	61.5千円		2,720,439千円	44,210人
7	福岡県	59.4千円		39,055,785千円	657,751人
8	福岡市	58.0千円		84,824,083千円	1,463,743人
9	直方市	55.0千円		3,170,043千円	57,686人
10	北九州市	50.6千円		49,429,122千円	976,846人
11	行橋市	42.3千円		2,978,006千円	70,468人
12	久留米市	37.5千円		11,350,316千円	302,402人
13	大野城市	26.8千円		2,552,695千円	95,087人
14	柳川市	24.5千円		1,749,269千円	71,375人
15	筑紫野市	24.1千円		2,414,742千円	100,172人
16	うきは市	23.1千円		729,587千円	31,640人
17	朝倉市	22.0千円		1,238,697千円	56,355人
18	春日市	21.8千円		2,323,660千円	106,780人
19	太宰府市	21.1千円		1,490,359千円	70,482人
20	古賀市	20.6千円		1,191,813千円	57,920人
21	豊前市	20.3千円		549,614千円	27,031人
22	糸島市	19.1千円		1,878,226千円	98,435人
23	宗像市	19.0千円		1,813,633千円	95,501人
24	福津市	18.7千円		1,034,207千円	55,431人
25	みやま市	18.4千円		750,986千円	40,732人
26	大川市	18.4千円		689,198千円	37,448人
27	八女市	15.6千円		1,077,029千円	69,057人
28	筑後市	12.0千円		581,166千円	48,512人
29	小郡市	9.7千円		566,035千円	58,499人