福島県の住民１人あたりの生活保護費番付

　福島県内の市区町村、計14地域を対象とする住民１人あたりの生活保護費についての地域ランキングです。

　都道府県や市区町村が支出する生活保護費を管轄地域の人口で割り、住民１人あたりの生活保護費の金額を計算しています。

　町村の生活保護は基本的に都道府県が管轄しているため、都道府県の「生活保護費」は属する町村全域に対する総支出額、「管轄地域人口」は町村の人口の合計となっています。したがって、都道府県の生活保護費には市の支出額は含まれません。また、管轄地域人口は「生活保護費の受給者数」ではありませんのでご注意ください。

　生活保護費の受給者数の急増は、大阪市など上位にランクインしている地域だけの問題ではなく日本国全体の問題です。なぜなら、地方自治体の生活保護費の財源は、大部分（およそ４分の３）が地方自治体に対して交付される国庫負担金となっているからです。つまり、日本国民全体で、全国の生活保護費受給者を養っているのです。

　最上位（1位）は、会津若松市の25.2千円です。 2位は、いわき市の20.6千円です。 3位は、福島市の15.8千円です。

　最下位（14位）は、南相馬市の6.3千円です。

福島県の住民１人あたりの生活保護費ランキング
順位	自治体名	住民１人あたりの生活保護費		生活保護費	管轄地域人口
		A÷B		2014年度(A)	2010年(B)
1	会津若松市	25.2千円		3,185,118千円	126,220人
2	いわき市	20.6千円		7,042,011千円	342,249人
3	福島市	15.8千円		4,616,367千円	292,590人
4	郡山市	15.7千円		5,313,349千円	338,712人
5	喜多方市	15.0千円		786,677千円	52,356人
6	須賀川市	13.3千円		1,056,923千円	79,267人
7	白河市	10.7千円		695,056千円	64,704人
8	二本松市	10.6千円		635,014千円	59,871人
9	福島県	8.6千円		3,679,277千円	426,462人
10	田村市	7.9千円		318,894千円	40,422人
11	相馬市	7.5千円		283,676千円	37,817人
12	伊達市	7.5千円		495,102千円	66,027人
13	本宮市	7.0千円		219,606千円	31,489人
14	南相馬市	6.3千円		443,489千円	70,878人